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支給停止事由消滅届

障害の程度が軽くなり年金が停止されていた方が、65歳に達するまでに障害の程度が重くなり、障害年金を受けられる程度になったときは、ふたたび年金を受けられるようになります。ただし、軽くなったというより、たまたま障害者雇用が長く続いていたとかで支給停止になってしまっているパターンも見かけます。

年金が支給停止になるのは基礎年金2級の精神や心臓疾患が多いかなと感じています。どちらの場合も就労状況は大きいかなと思います。心臓の場合はペースメーカーを新しい物に変えたタイミングで心機能が実際に向上していることもあるのですが……。逆に言えば、体調が悪くなって休職している状態や、仕事を辞めなければならない状態になった時がタイミングかなと思っております。

支給停止事由消滅届のメリット

タイミング良く手続き

障害状態は一定ではありません。もちろんすごく重くて1日中横になっていなければいけない方もおりますが……そんな方がこの手続きをすることは考えられません。なるべく、就労できなくなった時に声かけていただくに越したことはありませんが、実は現在の状態の診断書で出さないでもいい手続きなのです。実際、具合が悪かった時点を一緒に考えて医師に説明のお手紙を書いてお願いすることも可能です。

専門家としての視点

どの時点の診断書をどういうことに気をつけて医師に記載をお願いすればいいのか、なかなか一般の方にはわかりません。経験豊富な専門家なら、そういった判断やアドバイスをしっかりしてベストなものを年金機構に提出することができると思います。

使えるもの使う

実際に診断書に休職中と書いてもらうだけでなく、申立書を作成して辛い状況をアピールしたり、診断書のフォローをすることで少しでも成功確率をあげていきます。

支給停止事由消滅届

着手金 10,000円
成果報酬 停止解除年金1ヶ月分

※サービス費用の料金について、補足があればこの要素にご記入ください。
※もし補足説明がなければ、この要素は非表示にしてください。

支給停止事由消滅届の流れ

 

お問合せ

障害年金を生活の糧にしていた方にとっては支給を停止されたままでいるのは辛いことです。実際に不条理に停止されていると思われている場合は審査請求も考えの1つです。しかし、支給停止事由消滅届けについては提出期間の縛りはありません。極端な話、停止になってすぐ提出することだって可能です。一般的には不服申立よりこの手続きの方が効率的なことが多いです。しかし、昔に比べると短期間での診断書の内容が変わったことで医師紹介が入る機会が多くなった気がします。

まずは一度、内容やお気持ちを教えてください。

お問合せの次のステップ

停止前の診断書と停止された診断書を両方用意してくれるとスムーズに判断できます。病院が変わってない場合は医師にお願いすればコピーをいただけると思います。病院が変わっていたり手に入らない場合は個人情報開示情報等で手に入れることにしますのでご協力お願いします。

医師への診断書依頼書渡して下さい

資料を分析しましたら、医師への依頼状を作成しますので、次回の受診の際に診断書と一緒にお渡しください。診断書を医師から受け取りましたら私へ送付願います。また必要があれば、医師へ説明に伺います。もちろん医師へ頭を下げてお願いするのも有りです。しかしコロナの折、なるべく余計な人には病院に来て欲しくないというのが病院側の気持ちであることが多いです。

日本年金機構へ提出

診断書を受け取りましたら、診断書をフォローできるように申立書を作成して添付して年金機構へ提出します。

結果は出るのは3ヶ月ほどかかることが多いです。承認されれば、事由消滅の翌月から遡って支給されます。

支給停止事由消滅届を利用された事例

うつ病での2級の年金が就労で停止

〇〇市のAさん(○○歳)

障害年金を受給していたが前回の更新で停止された。パートの仕事も最近休みがちなので生活が苦しい。

診断書に関する8項目(就労等も含む)申立書を作成したところ、診断書に書かれている以上に出来ないことが多かった。そのことを医師にしっかり伝えた。休職して仕事に行けていない期間が結構あったので、その時点での診断書を作成してもらった所、再び2級での支給が開始された。

 

 

統合失調症での2級の年金が停止

〇〇市のAさん(○○歳)

障害年金を受給していたが更新で停止された。障害者雇用が軌道に乗っており、生活が一見安定していたので医師の診断書も軽く書かれていた。

診断書に関する8項目(就労等も含む)申立書を作成したところ、診断書に書かれている以上に出来ないことが多かった。そのことを医師にしっかり伝えた。しかし、医師には共感を得られず、以前と同じものしか書けないとのことだった。しばらくして、本人が心労から仕事に行けなくなり、なんとかそのタイミングでやっと2級に該当しそうな診断書を休職中で書いてもらえた。

時間はかかったがなんとか支給停止は解除された。

 

難治性不整脈

〇〇市のAさん(○○歳)

ホルターネック心電図や心エコー検査をやっていなかったので、今度は検査を行い診断書を提出。異常所見が増え、2級認定された。

心臓についてはちょっとした検査漏れも散見します。ちなみに、心カテーテル検査はかなり身体に負担がかかるので、以前の診断書で書いてもらった古い検査所見でも異常所見にカウントしてもらえることがあるので、ダメ元で書いてもらうのも有りです。(何年前まで効力があるかは答えてもらってません)

※心臓疾患については、相談段階で2級復帰は無理だと判断することの方が多いのが実感ですが、お話を聞かないで断ることはありませんので気軽に相談を!

いかがでしょうか。

このように、支給停止事由消滅届についても専門家のフォローで成功確率は上がります。特に精神疾患はちょっとした記載の工夫で等級に影響が出ることが多いので注意しましょう。

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